25話『クライマックスWジャンプ』
●ストーリー紹介
さぁ、仮面ライダー ホラー王の始まり始まり〜。嘘、そんなわけない。でもちょっとホラーチックなシーンから始まります。真夜中、良太郎の寝室、蠢く謎の影……鋭く光る瞳孔……そして、あたふたとするデネブ……え? デネブ? なんか真っ暗な良太郎の部屋でデネブが妙な生き物を追いかけ回してるんですよ。迷惑極まりない話ですが。しかも後からユウトも出てくるし。なんですか、夜ばいですか? しかも3Pですか? 朝から刺激強すぎですよね。え、っていうか、その妙な生き物はどう見たって
恐竜!? そっちのがよっぽど刺激強いわ!(´Д`;) さて、いきなり部屋に入ってきた不法侵入者のユウトが、寝ている良太郎に言います。「おい野上、起きろよ」と。あらまー、勝手に入ってきて随分えらそうな物言いですよ。寝ぼけてポヤポヤな良太郎に、ユウトはさらに「いいからちょっと来い。手が足りないんだ。クライマックスシーンにな」と言います。クライマックスと聞いてモモタロスを思い出す良太郎は、まだ完全に寝ぼけています。らちがあかないので、ユウトはデネブに指示を下しました。拉致れ、と。というわけで、半分寝ている状態で部屋から連れ出される良太郎。何故かゼロライナーに乗せられて連れて行かれたのは、えーと……恐竜時代? 生の恐竜たちがそこらじゅうにいます(゚∀゚)アヒャ! 「ええええええ〜!?」と驚く良太郎に「説明は後だ」とユウト。ニカッ、と笑って彼が吹き付けてきたのは、どうやら催眠スプレー。……なんだよ、良太郎起こす必要なかったじゃん(´Д`;) そして、意識が落ちる直前に良太郎が見たのは、なにやらこちらに乗り移ろうとするウラタロスで……
はい、目が覚めました。夢です。ぜーんぶ夢です。なんかユウトとデネブが来たような気がしますが、良太郎はちゃんと自分の部屋のベッドの上で目を覚ましたのですよ。だから多分夢なんです。いや、どう考えても劇場版への伏線なんですけどね、気にしないのがマナーってもんです。そんなわけで、ちょっと気になった良太郎はミルクディッパーに遊びにきたハナに、夢の話をします。「夢だとは思うんだけど、ただ、体があちこち痛いし……」話はそれますが日本人男性がとある外国に行くと、地元の男性に眠り薬を飲まされ、気付いたらベッドの上で体のあちこち……とくにお尻の穴がめちゃくちゃ痛くなっていることがあるんだそうです。みなさん気をつけましょうね(゚∀゚)アヒャ! 良太郎の話を聞くと、ハナはさっそくウラタロスに確認をとりにいってくれます。いい娘ですねぇ(
*´▽`*) ところで、なにやら愛理姉さんが店内に妙な飾りをつけようとしています。どうも二時から学生さんの予約が入っているらしく、愛理姉さん的には飾り付けて雰囲気を楽しくしたいんだとか。しかし、良太郎も微妙な顔をしていますが、その発想はちょっとどうかと思います。
デンライナーではハナがウラタロスに詰問していました。良太郎の夢の件です。が、もちろんウラは無罪を主張。僕はそれでもやっていない、みたいな。とかなんとか言っていると、いきなりモモがキラキラ輝きながら、
「ハナさん。それは、良太郎君のドリーム☆ですよ。dream☆」とか言い出しました(´Д`) しかもキンタロスまで
「HAHAHA、そうかもねぇ♪ ユウト君達に聞いちゃったりなんかしちゃったりすればいいじゃん?」
お前ら誰だよ!?Σ( ̄口 ̄;)
なにやらナオミ新開発の「ゴールドジェントルマンコーヒー」を飲んでこうなってしまったらしく。というかワサビ入りコーヒーってどうなんだ!? あんまりにキショイので流石のハナも引き気味です。いやはや、
イマジンって愉快な生き物ですねぇ〜。
おっと、ここでハリケンイエロー……もとい、今回の契約者登場です。名前は青木。妹思いの優しいお兄ちゃんです。車の中で休憩しているところを、クモイマジンに取り憑かれてしまうのです。
そんな頃、ミルクディッパーに微妙な客が来ていました。ユウトです。コーヒーを差し出す良太郎もけっこう嫌そうな顔をしていますね。それでも昨夜の事が気になるので、良太郎は思いきって聞いてみました。「あのさ、夕べ、デネブとうちに……」「あ?」「……なんでもない」あっさり引き下がっちゃいました(´Д`) まぁほとんど夢だと思っていますからね、仕方ないと言えば仕方ないですし、そもそもあの時のユウトはどう考えても「未来のユウト」ですもんねぇ。と、コーヒーにどばどば砂糖をいれるユウトに思わず声を挙げる良太郎。「悪いか、砂糖いれないと飲めたもんじゃないだろ」だったら飲むなよ(´Д`;)と突っ込みたいのですが、そこはそれ、姉さんの顔を見に来るだけのビッグバードやオカルトにも言えることですからね。スルーしましょう、スルー。と思ったらオカルトがやって来たー!(゚∀゚)アヒャ! しかも店の外で瓶を踏んで、文字通り転がり込んできたー! ケガしてるー!( *´▽`*)ワチョーイ ってなわけで急遽ケガを負ったオカルトを病院へ送ることになった愛理姉さん。迷惑千万な話ですが。結果として、良太郎は留守番と飾り付けを頼まれた上、ユウトと二人っきりになってしまいました。なんかヤな感じです。が、良太郎が振り向くと、そこにいたのはなんとDユウト。
「野上! 事情はわかった! 一人じゃ大変だろう! この桜井侑斗が手伝うから安心してくれ! この! 桜井侑斗≠ェ!!」「いや、君、デネブでしょ?」良太郎の冷静なツッコミがはいりました。「余計なことすんじゃねえ! かわれ!」とユウトも怒ります。が、今回のデネブは頑固です。
「ユウト! 友達は助け合わないとダメだ!」とテコでも動きません。仕方ないので任せてみたら、なんとユウトの体で
笑顔、笑顔、笑顔のオンパレード。本来のユウトを知っている者からすればちょっと吐き気ものです(´Д`;) このデネブの接客に流石のユウトも音を上げて、しかたなくユウト本人が店を手伝うことに。いやいや手伝うことになったユウトですが、意外や意外、作業を進めるうちにだんだんと楽しそうな顔を浮かべるようになってきました。何の作業かというと、天井や壁に星の飾りで星座を描く作業です。あまりにもユウトが嬉しそうなので、つい良太郎も声を掛けてしまいました。「……もしかして、星とか好きなの?」あーあー言わなきゃいいのにね。その途端、またもユウトはムッスーとした顔で作業をするようになっちゃいました(´Д`) と、そんなところにちょうどよくやってきたのは、優しいお兄ちゃんの契約者、青木くんです。なにやらミーティングの資料を置きに来たんだとか。が、その足からはしっかりイマジンと契約した証の砂が(゚∀゚)アヒャ! こりゃ危ないぞ、ということで早速良太郎とユウトはこの青木君を追跡することになりました。お店の飾り付け放りだして大丈夫なんですかな? ああ、大丈夫ですね。良太郎がハナに電話をいれているので。……ってことはハナ、今度はウェイトレスデビューですかな?(
*´▽`*)ワチョーイ 最近はうり子率高いですなー、ハナは。可愛いからいいんですけどね(゚∀゚)アヒャ!
さて、青木君がミルクディッパーにミーティングの資料だけ持ってきたのには理由がありました。彼には体の弱い妹がいるのです。その少女はいつも病室の中にいて、星を見ることすら出来ません。そんな妹に、いつかはちゃんと星を見せてあげたい……そう願っている青木君は優しいお兄ちゃんなのです。というわけで、妹ちゃんの見舞いにきた青木君。かいがいしくリンゴを剥いてあげていると、突如イマジンが!! 「きゃー!」青木君を追跡して病院まできていた良太郎達の耳にも、妹ちゃんの悲鳴が届きます。慌てて病室へ走る良太郎とユウト! しかし、その途中で何故か良太郎はデネブに拉致られてしまいます。ホワイ、何故!? しかも「ごめん、クライマックスだから!」ってなんなのさ!? たった一人でイマジンのところに駆けつけたユウトこそ良い面の皮ですよっと。クモイマジンを殴り飛ばして「お前の相手は俺じゃない、野上!」と叫ぶユウト。もちろんそこに良太郎はいません。「?」となるユウト。イマジンも「??」。兄弟も「???」。なんとも微妙な間があいてしまいました(´Д`) 「くそっ、野上の奴、なにやってんだ!」よもや「未来の自分」のせいだともつゆ知らず、ユウトは文句を言いながらゼロノスへと変身します。
「最初に言っておく! 俺はかーなーりっ、機嫌が悪い!!」
怒りにまかせてクモイマジンをフルボッコにするゼロノス(゚∀゚)アヒャ! もともと強いだけにもはや反則じみた展開です。が、途中からあんまりケンカチックな動きばかりするので、
「ユウト! 落ち着け! こういう戦い方は良くない! 聞け! 自滅することもあるし、体力を消耗して持久戦になった場合……!」てっきり「そんな弱い者イジメみたいな戦い方はよくない」とでも言うのかと思っていたのですが、意外と的確なアドバイスにちょっと舌を巻きましたよ?(・・;) その後、落ち着いたユウトはデネブとバトンタッチして、ゼロノスはベガフォームへ!
「最初に言っておく! 今日はもうさっさと終わらせて、帰りたい!」
ちょww デネブヒドスwww バカにしすぎwww というわけで、そりゃクモイマジンも「それはバカにされていると思って良いのか!? きええええええ!!」とマジキレしますわな(´Д`) 一気に反撃にでるクモイマジン。先程と違い、ベガフォームに次々と攻撃が炸裂します。「ちゃちゃっと終わらせたいなら、反撃したらどうだ!」と猛るクモイマジン。これに対し、デネブは力強く
「わかったぁ!」と一言。そのまま、文字通り、「ちゃっちゃっと終わらせる反撃」を繰り出します。まぁぶっちゃけ、必殺技なんですけどね(゚∀゚)アヒャ! というわけで「スプレンデッドエンド」の一撃で屠られるクモイマジン。なんと「妹ちゃんに星を見せる」という契約を完了することなく、そして過去へ飛ぶこともなく倒されてしまいました。なんと哀れなイマジンでしょう……(´Д⊂)
その頃、デネブにゼロライナーへ拉致られた良太郎は、なんとゼロライナーのなかでユウトと再会します。が、なんだかそのユウトは雰囲気が違います。にやり、と笑うユウトに、何故か色々な時代、場所へと連れ回される良太郎。しかも行った時代や場所によってや、ゼロライナーがもう一台、しかもデンライナーもいて、ゼロノスが見たことのないライダーと戦っていたりするのです。良太郎はゼロライナーに乗って、隣にはちゃんとユウトがいるというのに。「どういうこと……?」「言ったろ。クライマックスに手が足りない、って」そうして連れてこられたのは、どうやら日本の戦国時代。見下ろす眼下には……なんと、忍者軍団と戦うタロウズの姿が! しかも全員が完全体になった状態で! 「……また、夢?」まさしく、そう思いたくなるような光景でした。そうこうしていると、どこかから恐竜のようなデンライナーのような列車が飛び出してきて──
わけのわからない状態のまま、次回へ続きます(´Д`)
●ストーリー考察
・初登場、良太郎の部屋。タコや日本人形など妙に和風なものが多く、また何故かベッド脇にいくつも時計が置かれている。おそらくだが、良太郎は元々寝起きが悪く、気絶して目覚めるのが遅い(体をばりばり使われても気付かない)のもそのためだと思われる。というか、表現がいちいち細かい。そんな電王が私は大好きだ。
・寝ている良太郎を連れ出し、気絶させ、ウラタロスを憑依させるユウト。劇場版に電王4フォームが同時に存在するシーンがあるので、その伏線だと思われる。何故なら、「良太郎が四人いれば」電王も四人になるのだから。
・どうでもいいが、よく見るとゴールドジェントルマンコーヒーを飲んだモモに眉毛が追加されている。ほんとうにどうでもいいが。
・ゼロノスのラクガキをぐちゃぐちゃにするリュウタロス。未だ禍根は消えず。ケンカ再発はそう遠くなさそうだ。
・「苦くない珈琲、研究しなきゃね」「無駄だと思うよ」心底不機嫌そうな顔で言う良太郎。愛理に対して明るい表情をつくることすら忘れている。それぐらい本音の台詞だったのだろう。良太郎が他人にこういったコメントをするのは非常に珍しい──というよりも今回が初めてだ。それほどユウトに対して反発心を持っているとも言えるが、同時にうわべだけではなく「本心」を剥き出しに出来る相手だ、ともいえる。本心を晒しあう、それは「友達の条件」の一つだ。愛理が微笑んだのも、そういったあたりを悟ってのことだと思われる。
・ユウトの体から出ていかないデネブ。リュウタロスやジークの例もあり、特異点=イマジンを完全制御できる、という公式はまったくなりたたなくなってきた。結局はオーナーの言っていた「存在の力」やイマジンと特異点の意志の強さなどによって、肉体を使用できるかどうかが判定されるのだと思われる。今回のデネブは、頑固になっていたのでユウトにも追い出せなかった、ということだろう。
・敵の忍者をひきつれて「あー、忙しい忙しい、クライマックスシーンに間に合わない!」と劇場版デネブ。どうやら劇場版ではあちらこちらと時間と場所をめまぐるしく移動するようだ。
・ユウトは星好き。失踪した桜井侑斗も天体マニア。共通点ではある。とはいえ、これでユウト=桜井侑斗の過去の姿、と確定できるわけでもないのだが。
・今度はミルクディッパーの店番をするナオミとハナ。ハナはだいぶ性格の角がとれてきたように思える。
・「なんとなくイマジンの気配がするんだよ」とユウト。そういったものを感じ取れるらしい。しかもスパイダーイマジンが動き出したときには「……くる!」とも。何か特殊な技能があるのか。それとも、ユウトも「イマジンに近い存在」だからなのか。
・ゼロノスの戦いを、少し離れたところでどっしり構えて見守るデネブ。的確なアドバイスもさることながら、良太郎とそう年の変わらないユウトのような少年があれだけの強さを誇っているのは、デネブの指導によるものとみて間違いないだろう。
・ベガフォームの戦い方は、敵の攻撃をしっかり受け流して強烈な一撃を叩き込む、というもの。アックスフォームとちょっと似ているが、真っ正面から攻撃を受けて耐えるのではなく、ちゃんと武器などで受けたりしているので、実に「武人らしい」戦いだと思える。
・というわけで劇場版への伏線2回目。時間制限のある劇場版の裏話を本編でやっているような感じだろうか。これまでにない新しい手法だと言える。