仮面ライダー電王 ストーリー紹介&考察

●36話〜40話


36話『憑かず、離れず、電車斬り!』

●ストーリー紹介


 まぁ何もかもが桜井さんの思惑というか、作戦というか、使命と言いますか、そんなわけだったのですよ。ちゃんと自分の存在が消えるかもしれないってことも理解した上で、デネブと契約して、カードを過去の自分に渡して、変身して戦わせていることはもちろん。突然失踪して、愛理姉さんが桜井さんの事を忘れていくことも。全部、桜井さんの決めたことだったわけですよ。っていうか、現在のユウトの性格を考えれば、その延長線上である桜井さんだってえらい「頑固なひねくれ者」ってわけですよ。そりゃこんなことするわな、みたいな?(゚∀゚)アヒャ! じゃあどうするかって? こんなカード使う必要ないよ! と良太郎はカードを奪い取ります。そして逃げます。おおーっと! 仮面ライダーが窃盗しちゃいましたよ!?(´,_ゝ`)プッ しかしこれもユウトを思ってのこと。デネブだって止められません。というか、これはどこの主人公とヒロインですか? なんというか、この少年二人はラブラブすぎる(´Д`;) ああ、もちろんヒロインは良太郎ですが何か問題でも? うんだかだーはれってほれってひれんだらーと痴話げんかをしていたら、過去に残してきたイマジン二匹が暴れ出して、現代の建物がかっこよく消えていきます。しかたないので変身です。結局、良太郎はユウトに口説き落とされてゼロノスのカードを返してしまいます。おお、なんという清純派ヒロイン(゚∀゚)アヒャ! ってなわけで電王とゼロノスのダブル変身ですよ、ダブル変身! 燃える〜!(^ワ^)
 時の運行を守るために再度、過去へ走る時の列車。好きに暴れ回るモグライマジンの前に降り立つは我らのヒーロー・仮面ライダー電王とゼロノス! ってなわけで、ちょっと楽しみすぎなイマジンをこらしめるバトルが開始されます。が、案の定、ライダー側の旗色が悪く、いきなりモモタロスが良太郎から離れてしまいます。いきなりプラットフォームにされて置き去りの良太郎。ゼロノスと一緒にフルボッコにされます(´Д`;) もう少しでトドメを刺される! ──という直前、モモタロスの「ちょっと待ったー!」コールがかかります。そうして現れたのはデンカメンソード! ……なかなかヒドいデザインです(´Д`;) また、ケータロスから現れた路線を走ってデンライナーがプラットフォームへ突っ込む! と見せかけて、逆にデンライナーが電王に吸収されていきます。新曲「Real-action」と共に現れた、その姿。


 最強! ライナーフォーム!!


 というわけで、良太郎の人格がベースである最強の電王フォームってやつですよ!(゚∀゚)アヒャ! デンカメンソードでタロウズの力を引き出しつつ、そのアドバイスを受けながら戦うことができるという、実に良太郎らしいフォームですね。モモタロスに鼓舞されて、必殺技を放つ良太郎ことライナーフォーム!(`O´) その必殺技の名前、それこそがフルストットルブレ──



「えと……電車斬りっ!



 ちょ!? なにそのセンス!?Σ( ̄□ ̄;
 デンカメンソードのデザインもヒドいけど、そのネーミングセンスもかなりのもんだぜ!
 まぁ、そんな感じで見事にモグライマジン二匹を一気に撃破って感じで。めでたしめでたしってわけですよ。
 ってなわけで宴会だー! ケーキだジュースだわーい! 一人だけ暗いムードのオーナーなんかほっといて盛り上がろうぜー!
 しかし、その頃、新しい路線の奥では『何か』がその目を光らせていた……って! ちょwwwwおまwwwww 次の瞬間のCMでネタバレしてるじゃないですか!Σ( ̄□ ̄; これはかなりヒドス。えー、次回はダンスで戦いますぅ(若本声)


台詞集

・「どうやら変化は続いているようですね。新しい路線が現れてから、ずっと……」──何もかもを知悉しているかのようなオーナー。良太郎とイマジン達の間に起こっている変化にも気付いているのだろう。

・「そのうちお前だって忘れる」──ユウトのこの発言が本当ならば、特異点である良太郎でさえ、ユウトがカードを全て使い切った場合、その存在を忘れてしまう可能性があるようだ。

・「ユウト、俺が行く!」──と言いつつも、動けないデネブ。その行動が彼の本音を全て表現している。

・「僕達と、良太郎の未来は、一緒じゃないってこと」──モモ、ウラ、キンの会話から察するに、良太郎が時の運行を守り続けることによって、どうやら「イマジンが存在する未来」は回避されつつあるようだ。そして、過去の世界において、タロウズが良太郎と同調出来ないということは、時の中における良太郎とタロウズとの関わりが薄れ始めていると言うこと。つまり、このまま時の運行が正常に進めば、遠からず全てのイマジン達が消えることになり、もちろんタロウズとも「消滅」という形での別れがやってくる。イマジンはどうあってもイマジンであり、イマジンを殲滅すると言うことは、彼らをも消してしまうと言うことなのである。

・「何かを犠牲にするのが正しい方法だとは思えない」──これがユウトを戦わせたくなり理由であり、実は良太郎の根幹にある思想だったりする。こう思うから、良太郎は自らが戦うことを選んだのだ。
(しかし同時に、だからこそ、良太郎がタロウズ消滅の件を知れば、戦えなくなってしまう可能性が大きい。皆が良太郎に異変に関して語らないのは、それがわかっているからだろう)

・「お前、前に言ったよな。弱かったり、運が悪かったり、何も知らなかったとしても、それは何もやらないことの言い訳にはならない──未来の俺が言ってたって」──これで未来の桜井侑斗の言葉を、良太郎を介して、過去のユウトが受け取ったことになる。この共通の認識が過去、現在、未来の桜井侑斗と良太郎とを繋げている。「じゃあ誰が最初にこの言葉を発したのか?」というタイムパラドックスが生じるが、そこはあんまり気にしない方向で。

「……これ、君のことなのかも」──『過去が希望をくれる』という懐中時計に刻まれた言葉に、ユウトを当てはめる良太郎。美味い演出と伏線の回収である。


●ストーリー考察

・ダンス大好きなリュウタロスは、暇なときでもナオミとパラパラの練習をしていたりします。

・デンライナーにはちゃんとトレーニンググッズどころか健康グッズまで揃っている。いたせりつくせり、とはこのことだ。

・ハナはコハナになってから本気で強さに磨きがかかっている。もはやコハナ最強伝説である。

・自分の存在を犠牲にしてまで戦おうとする桜井(大)とユウトに対して憤りを隠せない良太郎。だが、それは良太郎にとって彼らが大事な存在だからゆえの憤りだ。実際、客観的に見れば、良太郎とて自らの存在をかけて危険な戦いに身を投じているわけなのだから。

・思い出の望遠鏡を簡単に手放そうとする愛理に、仕方ないと知りつつも、憤ってしまう良太郎。だいぶ煮詰まっているようだ。同時に決意も固めているようだが。ユウトもまた、そういう良太郎の行動には嬉しいものがあるのだろう。彼にしては珍しく、罵声が出てこなかったのだから。

・ユウトにカードを返しつつ、それでも絶対に彼のことを忘れず、愛理の記憶も取り戻すことを誓う良太郎。無根拠ではあるが、これこそヒーローの素晴らしき意思である。

・ライナーフォームは2007年以外で良太郎に憑けなくなったイマジン達の力と意思を電王に注ぐための形態で、オーナーの提案によるもの。デンカメンソードは、イメージの元はリュウタロスのイラストで、実質はタロウズのイメージから出来ている。クライマックスフォーム以上に「てんこもり」なフォームと言えるだろう。

・異変について語った良太郎に対して、デンライナー全ての面々が微妙な対応を。コハナやナオミまでグルである。そう、良太郎が聞けば、いてもたってもいられない話なのだから……


37話『俺、そういう顔してるだろ?』

●ストーリー紹介


 そう、ヤバイ顔。俺、そういう顔してるだろ?( ̄ー ̄)……みたいな新キャラクターの登場する今回ですが、かーなーり物語も終盤に入りつつあります。ネタは「リュウタロスに良太郎を殺したら時の列車の車掌になれると吹き込んだ奴」です。なんか久々ですね。危うくこの設定忘れかけてました(゚∀゚)アヒャ! どうもこの「謎の声」、これまでもうるさくリュウタロスに悪いことを囁いていたようですね。もう、いい加減うるせえんだよ! とリュウタロスが若者らしくブチギレモードです。でも「謎の声」こと、新キャラのカイ君もマジギレです。笑いながら怒るという奇妙な男の子なんですけど、彼が怒鳴ると、空中にあったイマジンの群のような光の珠がいくつも「うひゃあー!」って感じで散らばりましたし。多分こいつがラスボスですね。で、そんな時だっていうのに、リュウタロスはいつもように無邪気に愛理姉さんの似顔絵とか書いてるわけですよ。緊張感がないというか何というか。仕方ないので良太郎が体を貸して、絵を愛理姉さんに渡すことになりました。が、ミルクディッパーに言ったら愛理姉さんとユウトがラブラブイチャイチャしているじゃありませんか! 尾崎と三浦、マジ涙目。カワイソウ。そしてMAXギレするリュウタロス。あわわ(((゜Д゜;))) しかしその場はなんとか我慢して、ちょっと暴れてミルクディッパーを飛び出す程度ですませるリュウタロス。最初の頃と比べるとだいぶよい子になりました。でもこれじゃ気が収まらないので、久々にリュウタロスダンサーズを召喚してダンス三昧! クラブへ突撃し、そこにいた人々全てを虜にしてしまいます。そんな最高潮なタイミングで現れる怪しい少年、カイ。なんだかよくわからないんですけど、とりあえずリュウタロスとダンスバトルです。この勝負、勝敗の基準がよくわからないのが難点なんですけどね(´Д`;) で、その後はカイが「謎の声」の正体だって事が判明して、リュウタがガンフォームに変身したり、そこに「謝らない男」の声をしたライオンイマジンとかが現れて、さあ大変だーみたいな。ちなみにライオンイマジンはカイと契約してます。だから実体化してます。トリビアでした。えー、わりと中途半端なところで戦闘が中断されちゃいまして、ユウトをダシになんだかんだとカイに懐柔されてしまうリュウタロス。8888年88月88日行きのチケットという、とんでもないものを渡されます。それを時のターミナルでゼロライナーにブチ込んでしまったのだから、さあ大変! ゼロライナーが勝手に動きだして、ついでにデンライナーも巻き込んで暴走状態に陥ります。リュウタはてっきりゼロライナーだけが暴走すると思っていたのに、デンライナーまで連れて行かれたので、おおいに焦ります。そこに現れるレオイマジン。戦闘になるのですが、なんとライダーパスがゼロライナーに突き刺したままだったので、変身できないという緊急事態に!(´Д`;) 危ういところにユウトが現れて、かわりにゼロノスに変身して戦ってくれるのですが……で、デンライナーに乗ってるナオミさんはどーなっちゃうのー!?(((゜Д゜;)))


 続く


 台詞集

「俺、怒った顔してるだろ?」──と笑顔で言うカイ。表情と台詞のチグハグさが彼の精神の異常性を示している。

・「お前もおもしろいって気がする」──これまたカイ。全体的に、彼の台詞は全て曖昧なオーラを纏っているので、そこから精神の不安定さが伺える。


●ストーリー考察

・モモタロスとの特訓中、過去でタロウズが憑けなくなったことも含めて、やはり異変に気付きつつある良太郎。様々なものが変わりつつある──そう語る彼の中にも、既に別れの予感があるのかもしれない。

・デンライナーの食堂車が閉まる時間が近づくと、蛍の光が流れるようだ。というか、ちゃんと営業時間あったのか。っていうか、小学校?

・キンタロスが風呂の底を踏み抜いて、ウラが流れちゃった。いやもう、デンライナーは本当に何でもアリだ。っていうかどこに流れたの? 異空間?

・カイがペラペラとめくっているカレンダー。よく見ると細かいラクガキが書き込まれている。ただの小道具に見えて、実は重要なアイテムかもしれない。

・「そろそろ本気で片付けないと間に合わないし」とカイ。やはり彼が全てのイマジンを統率するラスボスなのだろうか? 少なくとも、よからぬ事を企てているのは間違いないようだ。

・まだ精神的に未熟なリュウタロスは、良太郎に取り憑くことで「良太郎=リュウタロス」という風に自らを捉えていたようだ。だが、モモタロスが言ったように、そんなことはもちろんない。回が進むにつれて、リュウタロスも少しずつその事を理解していくものと思われる。

・三浦曰く「悪霊」であるところのリュウタロスの存在に気付き始めた愛理。リュウタロスと愛理が真に会話する日も、そう遠くはないかもしれない。

・モモタロスは首が180度回転しても大丈夫。イマジンだから!

・分岐点の近くに必ず現れるターミナル。その駅長はオーナーそっくりの御仁。ただし、性格は正反対。実はオーナーの最大のライバルらしい。チャーハン食いの(´Д`)

・デンライナーに忍び込むレオイマジンとその一味。劇場版でもそうだったが、デンライナーのセキュリティはかなりのザルである。

・食材を調達するナオミ。意外とリアルな配送光景である。もっとこう、時の列車らしくすごい冷蔵庫とかないのだろうか。

・ターミナルは通天閣よりもでかい。らしい。


38話『電車の中の電車王』

●ストーリー紹介


 デンライナーとゼロライナーが暴走して大変な中、モモとウラが戦闘中にチュウしあったり、謝らないイマジンがかーなーりー強いゼロノスを圧倒していたり、カイの喋り方がキモかったりするんですが、とりあえずリュウタロスがピンチです。リュウタロスダンサーズに裏切られちゃいました(゚∀゚)アヒャ! 踊りながら格闘ってあなた、普通に踏み潰されて負けちゃうような気がするんですけど、まぁそこらへんは演出上の都合って奴ですかね?(´,_ゝ`)プッ このまま戦ってると、リュウタよりも良太郎の体が傷ついてしまうので、慌てて逃げ出します。っていうか、どうやって時のターミナルから脱出したんでしょう? ま、それはともかく。暴走したデンライナーとゼロライナーですよ。なんだかいつの間にか飛びついていたデネブおかんが一生懸命がんばってます。えーと多分、前回編集カットされたシーンで飛び乗っていたんじゃないかと推測。でもその頑張りも報われません。ナオミさんは顔に特製ケーキがぶつかってきて最悪です。
 で、その頃、オーナーはのんきに(本人は真剣なんでしょうが)駅長とチャーハン対決なんぞをしておりました(゚∀゚)アヒャ! なんと駅長はスプーン二刀流。その技の研鑽は、かのモモタロスも見入るほどで──って、おい! 違うでしょこの展開はー! ──え? 探してる? ああ、駅が動いてデンライナーを探しているんですね。へー。そりゃもう100へえあげますってなもんで。……ええー!?
 一方、おかんは頑張ってました。ゼロライナーを止めるべく、色々と試行錯誤して……そして悪化させてました(´Д`;) なに地面に突っ込ませてるんですか、このオカン……ナオミさん死んじゃうって。
 と、いうわけで。見事デンライナーを見つけ出したターミナル。走ります。CMでとっくにネタバレされていたキングライナー登場です。暴走状態のまま、とげとげの岩山にツッコミかけたゼロライナーとデンライナーを丸ごと呑み込んで、ジェットでフルブレーキ! っていうか飲み込み音がやけにリアルですな!(゚∀゚)アヒャ!
 さて、傷心のリュウタはミルクディッパーに訪れていました。そこで愛理姉さんと会って、心の傷を癒そうとしたのでしょうが、待っていたのは傷口にすり込まれる塩でした。たまらず走り去るリュウタロス。密かに追いかけてきたユウトに励まされますが、そこにカイが現れます。その時、良太郎が動きました。リュウタロスから体を取り戻し、良太郎は静かに、カイと対峙します。そして、はっきりと言いました。


「君が誰だろうと今はいいよ。ただ、ボクが邪魔なら君が直接来て。ボクは絶対に逃げない。だから……二度とリュウタロスに近づかないで!


 つまり、「男ならサシで来いよ!」というわけです。いやぁ、男らしくなりました、良太郎! そこへ良いタイミングでデンライナーが現れ、コハナがライダーパスを良太郎に届けてくれます。早速ソードフォームに変身する良太郎。しかし、レオイマジンはなんと、ほとんど無理矢理開かれたカイを通って過去へ飛んでしまいます。慌てて追いかける電王。といっても過去の世界じゃソードフォームでいられないんで、モモタロスは不必要だったりするんですけどね(゚∀゚)アヒャ! 仕方ないのでライナーフォーム〜ってノリで変身ですよ。デンライナーも元に戻っているので問題ありませんしね。リベンジとばかりにリュウガンモードで戦う電王。意外にもゼロノスが苦戦したレオイマジンをガンフォームばりのトリッキーな動きで翻弄して、圧倒します。これまた大人の都合上、さくっとトドメですよ! でもその後で良太郎も疲労で倒れちゃうんですけどね(´,_ゝ`)プッ なにはともあれ、これで騒動は解決。最後にリュウタがごめんなさいして、めでたしめでたしです。
 ……よく考えたら、これで良太郎に「ごめんなさい」をいわされたのは2匹目ですね。良太郎、恐ろしい子……!(○Д○)←白目

台詞集

「やめてー! 私のお城がー!」──ナオミの悲鳴。わずかながら彼女のプロ意識らしいものが感じ取れたりなかったり。……お城って呼び方は正直アレですが。

「……しょうがないだろ……」──落ち込むリュウタにかけた、ユウトの言葉。この一言には様々な意味が込められている。人々の中にある自分の記憶を犠牲にしてもなお戦うユウトだからこその、重みのある言葉だと言えるだろう。

「ごめんな……さい」──初めて謝罪を口にしたリュウタロス。これも彼の成長の証だろう。人は悲しみを乗り越えて大きくなるモノだ。



●ストーリー考察

・カイの言葉に、自分がイマジンであることを認識し、良太郎と自分との違いを自覚するリュウタロス。人間が成長する上でも、他者との違いを認識することは、子供が大人になる第一歩である。今のリュウタにとっては苦しい現実でも、これによって彼は大人への階段を昇り始めることになるのだ。

・時のターミナルの中に現れるリュウタロスダンサーズ。本当に神出鬼没も甚だしい。

・ゼロノス、フルチャージ技2連発。劇場版でもソードフォームが二重フルチャージをしたので、これもアリなのだろう。流石に百連発なんかは無理だろうが、5発ぐらいは普通に撃てそうな感じである。

・タロウズもイマジン状態のまま、それぞれの必殺技を繰り出した。実は、というか、普通にタロウズはイマジンとしてもかなり強い部類に入るのだ。実際、キンタロスは電王ソードフォームに勝ったことすらある。それぞれのフォームは「電王だから強い」というより、「強いイマジンだから強い電王」と解釈するべきだろう。

・ターミナルは時の列車が停まる駅であり、分岐点の監視所でもある。

・未来への分岐点は時々あらわれる。新しい路線は、必ずしも繋がるわけではなく、実際に繋がらずに終わるケースもあるようだ。さらにいえば、他の路線にも可能性があるわけで、結局未来は無限に分岐しているとも言える。ややこしい話だが。

・改めて愛理と会うことで、彼女が「自分の姉」ではないことを認識するリュウタロス。これまた大人の階段を昇る一歩。

・過去の世界で、同じ空間に存在する桜井(大)とカイ。しかしカイはイマジンが現れると、砂と化して消えてしまう。あれは過去へイマジンを送るためのフェイクなのか。それとも、なにか特別な魔法でも使っているのか。非常に興味深い少年である。

・まるでリュウタロスのような動きで戦うライナーフォーム。いつの間にか体に染みついていた動き、といったところだろうか。やはり良太郎の肉体に蓄積されたこれまでの戦いの経験が、今の彼を強くしているようだ。


39話『しいたけ入れんなよそしてライダーもいなくなる』

●ストーリー紹介


 しいたけ入れんなよ。これが今回の合い言葉です。まずはまたまた登場したウサギイマジンが弱っちいのであっさりブッ倒します。都合が悪くなったので「俺、参上!」をやり直すぐらい余裕です。超余裕です。っていうかマジザコでした(゚∀゚)アヒャ! しいたけ入れんなよ。その後、良太郎はイマジンが飛んだわけでもないのに、チケットで過去へ向かいます。案の定いましたよ、桜井(大)が! いつも通り逃げられますけどね(´,_ゝ`)プッ しいたけ入れんなよ。とうとう、何かを忘れてしまっていることに気付く愛理姉さん。ようやっとここまで来ました。思い出すのは時間の問題です。きっと悲しい結末が待っているんでしょうが。しいたけ入れんなよ。うぉぉい勝手に開けんな! デ〜ネ〜ブ〜! 入れんなっつってんだろ〜! なんか台詞だけ聞いているとヤオイ同人誌っぽいわけですが。単にデネブが買い物カゴにしいたけを入れただけです。そんなにしいたけが嫌いか、ユウト!?(´Д`) しいたけ入れんなよ。ユウトが蹴ったペットボトルが良太郎の顔に直撃。そして激突。土手を転がり落ちる二人。おお、なんという不運! どうみてもベタベタです。本当にありがとうございました。ベタついでにカイもタイミング良く登場して、なんか過去へ誘ってくれました。時間は1993年3月27日。放映日から14年も前の時代です。記憶の元は、なんとユウトの恩師です。っていうか、実はけっこう昔の人だったのね、ユウトってば(´Д`) はいそこにイマジン登場〜! どかーんぼーんぐわわぁぁぁーん!! うわー、黒髪のまったく似合わないユウトが死んじゃった〜!(´Д`;) でもって、こっちのユウトも消滅しちゃった〜! ああ〜、なんて喜劇みたいな悲劇!(゚∀゚)アヒャ! えー、茶化してすみません。良太郎、マジギレです。恋人を失ったのだから当然です(違) 良太郎とは思えないほど堂々とした動作で変身して、カタツムリイマジンと戦います。怒りの電車斬りで勝利しますが、それでもユウトは戻ってきません。つか、ミルクディッパーに戻ってみたらなんか店の名前変わってるし(´Д`) ビッグバードとオカルトが可愛い女の子になってるし!? ってかオカルト少女がマジで三浦イッセー似かつ可愛いんですけど!(好みです) もしかして歴史が変わっちゃったの!? というわけで、続きます!(゚∀゚)アヒャ! しいたけ入れんなよ。


台詞集

サイって、イマジンのボスみたいなもんよね?」──コハナちゃん、何度聞いても「サイ」にしか聞こえません。多分「カイ」って言っているんだとは思うんですけど、やっぱり何回やっても! 何回やっても! サイとしか聞こえないよ〜! っていうかサイがボスだったらそれゲキレンジャーですから。サイダインとかサイダイオーとか。

「俺は、最後まで変身するだけだ。そう決めた」──決意を口にするユウト。文字通り、何が起ころうと、我が身がどうなると、最後まで戦い続ける、その決意を。

「でも、それで変わった時間の方が良ければ……試してみるか?」──そう言って良太郎を過去へ誘い、ユウトを消滅させ、歴史を変えてしまうカイ。確かに愛理の店は正しく(?)繁盛し、愛理自身も間違いなく充実した世界ではある。是か非かといえば、確かに是だ。しかし、それでも時間は変えてはいけないと、良太郎は言うだろう。かつてはオーナーが彼自身に対して静かに諭したように。時の運行は変えてはいけない。変えるべきではない。たとえそれが一般的に良い方向であっても。何故なら、良くも悪くも、積み重ねた歴史こそが最も尊いものなのだから。死んだ命が戻らないように、時間もまた戻らないからこそ、輝くのだ、と。

「デネブを、よろしく」──消滅寸前にユウトが言い残した言葉。いつも「ユウトを、よろしく!」と言われている彼が言えばこそ、意味のある台詞。しかも自らが消滅しようという瞬間に、取り乱しもせず、他者を気遣う言葉が出てくること自体、素晴らしいの一言に尽きる。ユウトもまた、良太郎と同じく、ヒーローなのだと思った。

「そんなの、ボクは絶対に認めない……!」──人殺しも、歴史を変えることも「おもしろい」と言うイマジンとカイに対する、良太郎の本気の怒りの言葉。かつてないほど良太郎の表情は怒りに満ちていた。


●ストーリー考察

・モモタロスは契約者を半殺しにしてまで契約を完了させるイマジンを毛嫌いしている。一本筋の通った不良少年のような性格である。

・「せっかくやること教えてやったのに」とカイ。ここ数回でわかったカイの性格から分析するに、これまではイマジンが過去に行ってもほとんど「やること」を教えていなかったのだと思われる。多分、その理由は「なんとなく」というもので。かつてウルフイマジンが過去へ行ったとき、「声が聞こえなくなった。何をどうすればいいんだ!?」と叫んでいた。当時は合点のいかない話であったが、カイの性格が判明した今なら納得がいく。カイは基本的に「愉快犯」なので、気分が乗らないときには出来るだけ遊んでしまうのだ。ウルフイマジンの時にはまだ、電王やゼロノスがここまで邪魔な存在になるとは思っていなかったのだろう。だから余裕を持って、無駄に駒を消費した。「どうせ次があるし、その時ならもっとおもしろいことになる気がする」なんて思ったのだろう。これまではそれでよかったが、今回の台詞からすると、カイもそろそろ本気で仕事にかかるつもりなのだろう。これからの電王は、彼との戦いが本筋になっていくに違いない。

・良太郎が感づいた事。それは「イマジンが飛ぶ時間には何か意味があるのかもしれない」というもの。恥ずかしながら自分も、コハナのように「過去が壊せるならいつでもいいはず」などと考えていた。が、こうやって主人公に推測させるということは、どうやら違うらしい。というわけで、これまでイマジンが飛んだ過去の時間には何か意味がある(断言) 言われてみれば確かに、その都度そこに桜井(大)はいたのだ。てっきり「桜井(大)もイマジンを追いかけている」と思っていたのだが、言われてみると確かに彼は「イマジンが来るのを待ち伏せていた」気がする。あるいはこれまでイマジンが飛んだ過去の時間は、それぞれが小さな「分岐点」だったのかもしれない。

・実際、今回はイマジンが来ないにも拘わらず、桜井(大)はそこにいた。彼はいつもイマジンが過去にいる時間を計っているようにも見えるのだが、カイの焦っているところを見ると、もしかするとイマジンが過去で活動できる時間には限りがあるのかもしれない。そして、その限界が近づいているため、タロウズも過去の世界で良太郎に憑くことができなくなっているのかもしれない。あくまで推測だが。

・スプーン二刀流を超えるための特訓をするオーナー。気楽でいいですなぁ。っていうか、やっぱりこの人がラスボスなんじゃないだろうか。強すぎる。なんでガオウに逆らわなかったのか不思議でならない。

・リュウタロス、頭にダーツ刺さってます。大丈夫ですか?

・自らの記憶の欠落に自覚を持ち始めた愛理。彼女なりに弟の態度から真剣に悩んでいたようだ。カードの力で忘れつつありながら、それでも思い出しつつある。想いの力が奇跡を起こすか?

・ミルクディッパーの望遠鏡は、まさしく思い出・記憶の象徴。これが失われることで、それにまつわる思い出・記憶も綺麗さっぱり消失したという表現になる。

・ユウトが持っている赤いカードはゼロノス・ゼロフォームへ変身するためのカード。どうやら桜井(大)が持ってきた新しいカードの中に入っていたらしい。

・契約などしなくても、カイは自由自在に過去への扉を開くことができる能力がある。これでは契約の意味が全くない。もしかすると、契約のルールはカイがつくったお遊びなのかもしれない。もしそうだったら、イマジン達もある意味被害者といえる。

・1993年3月27日、この頃のユウトは高校生。ということは、桜井(大)は2007年では30代ということになる。愛理の年齢を考えると、ちょっとした年の差カップルだ。

・思ったが、時間の流れを俯瞰して見ると、桜井(大)とユウトは必ずしもイコールの存在ではない。桜井(大)は高校生時代に未来の自分にカードとベルトを託されることも、デネブと出会うこともなく成長し、しかしある時、時の流れに関与して現在のような状況になっているものと考えられる。だが、ユウトはそんな桜井(大)とは違い、カードとベルトを手渡され、デネブという信頼のおける相棒を得ている。これだけでも桜井(大)とユウトは全く異なる人生を歩んでいると言って良い。確かに根源は両者とも「桜井侑斗」ではあるのだが、その生き方、所有する記憶などが全く異なる「別人」と言うべきであろう。生物的な意味ではなく、時の流れの矛盾から生じた、魂の双子と言っても過言ではないと思う。よって、今回は「高校生の頃の桜井侑斗」が死んでしまったためユウトは消失してしまったが、これが違って、桜井(大)が消滅した場合、おそらくゼロノスであるユウトはその「未来」とは繋がっていないため、今であろうと将来であろうと、同じ理由で消滅することはないと推測する。

・つまり、最終的には桜井(大)は顔を見せないまま物語から退場し、ユウトはきっと生き残ってそのまま「新しい桜井(大)」になるのではないかと予想する。もちろん、愛理とも結婚して幸せになる。……多分。

・天体望遠鏡を大事にしすぎて死んでしまう過去のユウト。バケモノがいるというのに、丁寧に望遠鏡の砂とか払っていたら、そりゃ死にます。ある意味、天体マニアだからこその死亡フラグ。

・デンカメンソードは諸刃の剣。回しすぎるとタロウズが酔う(´Д`)

・歴史が変わることで、ミルクディッパーは「花時計」に名前と姿を変えた。星好きの桜井と出会わなかった愛理は、花好きになったらしい。しかし、花である。そう、ハナである。冗談抜きで、ハナは未来の愛理の娘なのかもしれない。

しいたけ入れんなよ。





40話『チェンジ・イマジン・ワールド』

●ストーリー紹介


 まぁ今回のお話で前回予想したことは全部間違いだったといいますか、相変わらず脚本家の靖子にゃんの発想力には参りますわー的な40話です。なんだかんだであと10数回ですね。頑張って行きたいと思います。ってなわけで、過去のユウトが死んで今のユウトが消えちゃった!(´Д`;) おかげで歴史が変わりまくり。ミルクディッパーは花時計だし、姉さんは白いのを顔にぶちまけられてエロいし、尾崎と三浦の女バージョンは可愛いし、もう散々……サイコーッ!(゚∀゚)アヒャ! デネブもユウトじゃなく良太郎に憑いていることになっていて、お料理おいちーっ! D良太郎ははしゃぎすぎでキモーッ☆ でも良太郎は諦めません。変わった歴史の方がみんな幸せそうですが、そんなの嘘です。贋物です。絶対に認めません。断固、カイと戦う所存です。ってか、実はユウトが消えたのは一時的なモノで、歴史もすぐに戻ってしまうから、さぁ嬉しい! というか、むしろおかげさまで核心へ触れることが出来たりして、良太郎的には儲け儲けってなもんですよ(゚∀゚)アヒャ! ユウトはかっこよく現れるし、久しぶりにクライマックスフォームだし、ゼロノスは赤く錆びていくし! ああ、その錆は、その錆は〜! なんとも悲しい錆なのです(´Д⊂) でもデネビックバスターの姿が面白すぎて吹いてしまう罠(゚∀゚)アヒャ! そんなわけで今回もカイの目論見を阻止できちゃったわけですが、その傷跡は深く重く、そして静かに進行していくのでした……嗚呼、それにしても尾崎子と三浦子の出番がなかったのが一番悲しい……(T_T)


台詞集

「人の記憶は強く、脆い。(中略)残酷であり、優しい」──しみじみと語るオーナー。何かを忘れると言うことは寂しいことだが、時に、人の心には忘却こそが唯一の癒しとなることだってある。そういった含蓄のある言葉である。

「モモタロスばっかりで不公平だ! みんな心の中ではコノヤロウと思っている!」──コブラツイストなデネブ。というか仕切すぎな上、本音ぶっちゃけている。ユウトが相手だとおかんになるが、良太郎が相手だとおとんになるらしい。

「そろそろ未来の俺の記憶だけじゃ、足りなくなってきたらしい」──赤いカードを取り出すユウト。これまでは桜井(大)の記憶が人々から失われていくだけだったが、これからは赤いカードを使用することでサクライユウトの記憶も人々の中から失われていく。もはや桜井(大)の記憶は底を尽きた。彼にとってはまだ存在しえぬ未来の自分の記憶は、己の一部ながらも遠く感じられるものだっただろうが、これからは違う。ユウト自身の存在をかけて、戦うことになるのだ。

「あたしは〜!?」──ナオミさん、あんたてんこ盛りの仲間入りしたいのか?



●ストーリー考察

・歴史を変えに2007年まで来たイマジンでさえ、歴史の変化を認識できないらしい。タロウズもデネブも、あっさりユウトのことを忘れている──というか、存在を知らなかった。ここから導き出される結論は、つまり「歴史の変化は特異点にしか意味がない」ということ。歴史が変わったことを理解できるのは特異点(例外的に時の列車の車掌)だけ。だからこそ、カイは進んで歴史を変えようとしているのだ。

・ここで揚げ足をとるようだが、モモたちは自分たちに起こった変化には気付いてなかったが、以前、良太郎が介入することで歴史が変化した人々のことについてはちゃんと認識していた。例えば「死ぬほど金が欲しい」と望んだ獅子丸ちゃんことシンガー志望の青年の変化とか。何か色々と複雑な条件があるのかもしれないし、制作側が気付いていない矛盾なのかもしれない。

・ユウトを忘れている(というより知らない)デネブに感情が高ぶる良太郎。やはりこの熱さこそが、ライダー史上最弱主人公とまで言われる良太郎の、しかし戦う理由なのだと思われる。

・説明するまでもないが、今回のOPを歌っているのはタロウズ。やはり電王の人気は並でないようだ。正直ここまでやるとは思わなかった。

・今回判明した事実の一つ。桜井侑斗は特異点ではない。そんな彼がどうやってイマジンのことに気付き、現在のように戦うようになったのかはわからない。だが、特異点でないだけに、いや特異点でないからこそ、戦う準備は用意周到にされていたようだ。

・一応言っておく! カイは特異点だ!(いまさら)

・カイ曰く、「桜井侑斗は分岐点と繋がる未来を決める鍵」。そのため、イマジンはずっと桜井侑斗を狙って過去へ飛んでいたのだ。(当のイマジンのほとんどがそのことを知らなかったようだが)。よって、桜井(大)がイマジンが飛ぶ時間にいたのではなくて、イマジンが桜井(大)のいる時間を狙って飛んでいたのだ。桜井(大)がいつも時計を見ながら姿を消すのは、制限時間内イマジンが逃げ続けられれば勝ちとかそういった理由があるのかもしれない。

・カイの時間。それはイマジンの時間のこと。カイの目的は、未来をその時間へ繋げること。そのためには邪魔な桜井(大)を消す必要がある。

・愛理に入れ込んでいない三浦は一児の父親。名前がイッセーだけに「二世」というシャレだろうか。ちなみに尾崎はモテ夫くん。

・まさかのD良太郎。相変わらず中の人の演技がすごい。天才と言っても過言ではないかと。

・デンライナーの中で「だるまさんが転んだ」。仲が良すぎるという話だ。しかしこの世界でもクライマックスフォームはクライマックスフォームであって、デネブは仲間はずれらしい。仮の世界ではあるが、どういった経緯で現在のようになっているのかが非常に気になったりする。

・余談だが良太郎とコハナのいた階段は、かつてカイザ草加がファイズ巧を呼び出して──というかつてファイズでも撮影に使われた場所だったりする。

・かつて駅長が言っていたように、未来は分岐しているが、まだどこへ繋がるかは決まったわけではない。だからこそ、カイは桜井侑斗を消した後(といっても復活するのは知っていたようだが)でも良太郎につきまとっていたのだ。そう、客観的に見れば、電王側とイマジン側の戦況はまだ五分と五分なのである。

・ユウトは特異点ではないが、ゼロノスの力によってある程度過去の影響を軽減することができるようだ。時間はかかるが、例え誰かに忘れられていても、復活することはできる。ただし、全ての人々に忘れ去られてしまった場合、その定かではないだろうが。

・赤いカードを使用して、記憶が錆びていくように、ゼロフォームへ変身するユウト。変身後、カードは砕けて消えた。愛理の中にあった、彼の記憶のように。

・それはともかく、こっちだってびっくりだ。

・戦いの後、ユウトから落ちたのは、錆びた指輪のペンダント。彼が普段から身につけているものだったが、錆びてしまったと言うことは、桜井(大)の持っていた愛理との思い出の品──婚約指輪だったのかもしれない。

・デネブ専用コーヒーを飲んで苦い顔のナオミ。ようやく自分のコーヒーの不味さに気付いてくれただろうか?

・赤いカードを使用したことで、早速愛理がユウトのことを忘れている。しかも思い出の懐中時計は錆びてボロボロに。いよいよ切羽詰まっていくユウトの状況。というかもうどっちが主人公なのかわからなくなってきた。


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