7話『ジェラシー・ボンバー』
●ストーリー紹介
「この後、仮面ライダー電王!
お前、僕に釣られてみる?」というウラタロス・ロッドフォームから始まった今回の仮面ライダー電王! と思っていたら……「
ふわぁ〜ぁ〜……」と盛大なあくびからスタートです。もちろん、あくびの主は我らが良太郎。ミルクディッパーで仕事中のようですが、しきりにあくびを繰り返して、疲れがクライマックスなご様子。外は真っ暗だというのに、それでも愛理姉さん目当てのお客さんが店内にたむろっている中、良太郎はせっせとお片付け。ってか君たち、普通に愛理さん凝視してますね。本読め、コーヒー飲め。「良ちゃん、御夕飯そこに用意してあるから、食べちゃって」と優しい愛理姉さんのお言葉に甘えて──「多ッ!? 多いよ姉さん!?」っていうかウナギが丼からはみ出してますしね。まぁこれも愛理姉さんの愛情表現の一つってわけで。超強引とは思うけれど(いろんな意味で)。それにしても花束を抱えて端っこに映っている
廣田サード助監督(公式サイト参照)の存在感が凄まじすぎます。
一方、デンライナーではハナが大きな声でウラに釘を刺していました。「良太郎の身体を勝手に使わないこと! いい!? あんたが憑いてから、なんだか良太郎疲れ気味だし! それに周りの人にばれたら困るの、良太郎だから!」と、なんだか良太郎の彼女みたいな言い分です。漫画でよくありますよね。主人公にとりついたモノノケに文句を言う幼なじみの女の子とか。流石にここまでツンツンしていないと思いますけど。しかしウラ、「周りの人」と聞いて愛理姉さんを思い出し、一人思い出に浸ったりなんかしちゃったりして全くハナの話を聞いてません。ひどいや。モモタロスも怒って「俺は先輩なんだからな! 俺に断りなく良太郎の身体を使うんじゃねえ!」とプリプリ文句いいます。ところが、意外や意外、ウラは素直にもその言を受け入れます。しかもナオミが持ってきたコーヒーを、頭を下げながら「どうぞ先輩」とモモに差し出したりなんかして。超あやしい。でもモモはそれ以上に超単純なので、ころっと騙されるわけですよ。それが唐辛子入りだなんて思いもせずに。──って唐辛子コーヒーで寝ちゃうんだイマジンって!?(゜Д゜; てっきり「ぎゃあー!」って火を噴くかと思ったのに! いやはや、そんなこんなでちゃっかりウラはまたもや良太郎の身体を乗っ取っちゃったワケですよ、はい。それにしてもモモの頬をはたくハナのビンタには遠慮や躊躇いというものがなさ過ぎですな。踏みつける足がまさに女王様……(−−;ゾォ〜ッ で、今にも眠ってしまいそうな良太郎をあっさり乗っ取ったウラタロスはトレンチコートと紳士帽という微妙な格好をして夜の遊園地へ。「地面をはいずり回るメリーゴーランドより、空へ登る観覧車が好きだ……」そう呟いただけでキャーキャーと黄色い声のギャル共がわんさかと! モテ過ぎですから! もう一度言うけどモテすぎですから! いいからこっちにも一匹よこせ!(まて) ウラタロス、周りの女性達に
「僕と一緒に、夜空の釣りを楽しまない?」と決め台詞を決めて、モテモテ街道をまっしぐらに行くのでした。
まぁ楽しい夜があっても、それが空ければ朝が来るわけでして。大江戸荘というアパートの一室で目を覚ます良太郎。なにやらピンクな室内にいます。もちろん見覚えなんてありませんし、よく見たら自分もやけに伊達男な格好しているじゃあーりませんか。で、部屋のすみっこには泣いている女性。「……姉さん……?」とぼんやり思っていると「あ、良太郎起きた!?」とOREジャーナルの島田チックな声を元気よくかけられます。「朝ご飯すぐできるから!」とスマートレディに言われて「!?」と良太郎はようやく気付きます。ここどこよ!? 僕なんでこんなところにいるの!? みたいな。というか記憶があろうがなかろうが、室内のインテリアはかなり異常です。人形つるされてるし! なんかピンクだし! 趣味悪すぎ! 慌てて自分のケータイをチェックする良太郎。
流石は500万画素のカメラケータイ。案の定、あんな写真やこんな写真がいーっぱい。うん、普通にウラタロスの仕業としか考えられないわけで。これは逃げなくちゃ、と。「す、すみましぇ〜ん!」と何故かゴミと共にアパートの階段を転げ落ちていく良太郎。まぁいつもの運の悪さなんであんま気にしない方向で。むしろ巻き込まれたアパートの住人こそが災難──っていうかあんたかよ
廣田サード助監督!(しつこいですが公式サイトを参照)
どんがらがっしゃーんと逃げるついでにシンデレラのように財布を残しながら逃げ去っていく良太郎。それを睨みながら追いかける視線がありました。それはそう、ピンクのスマートレディこと優美の元旦那・友也でした。別れたくせに元女房の家のまわりをうろちょろしているなんてストーカーチックですが、
まぁ実際にストーカーなんでしょうね。もちろん財布を拾うのもこのストーカー友也。あっさりと良太郎の素性がばれてしまいます。「こんのやろぉ〜……!」と憤るその瞳はまさにジェララシー・ボンバー! 嫉妬に狂う男ほど醜いものもそうはないですね、やれやれ。で、その嫉妬の原因であるスマート優美さん。良太郎を見送ったあと、妙なライトのせいでえらく不味そうに見える朝食に手をつけます。と、その瞬間! イマジンキター! 取り憑かれたー! またこのパターンか!(・▽・)
そして場面はデンライナーへ。これまたウラとモモの大げんか。喧嘩するほどなんとやら、と言いますが、他の乗客にかなりのご迷惑です。そりゃハナも怒ってダブルフックかましますよ。喰らったのモモだけでしたけど。あ、もちろんオーナーだって「乗車拒否」のチケット出しちゃいますよ。暴れている間に旗が倒れたらどうするんですか。ねえ? で、途端に仲良しこよしの振りをしだすモモとウラ。まるで子供です。まぁナオミちゃんに旗の立て具合に文句をつけるオーナーもたいがい子供だとは思うんですが。……デンライナーにまともな人はいないのか……っ(´Д⊂) いい加減モモとウラの喧嘩が鬱陶しいので、本当は自分が怒りたかった良太郎がモモを連れて外へ出ます。なんというか、ペット扱い? まぁ仲良くなってきたということで良しとしましょう。
その頃、ミルクディッパーでは。いつも通りの風景、男共が愛理姉さんにほれぼれと見とれ、肝心の愛理姉さんは天然丸出しでボケーッ
ドガシャーン! 出し抜けになんかきたー!? 自転車!? ストーカー!? 警察呼んでー!(゜□゜; って思ったら友也でした。「こ、ここに野上良太郎はいるか!?」「はい。でも今でかけてますけど?」どもりながら叫ぶ友也に、平然と返事をする愛理姉さん。動じてない。全く動じてない。神経がダイコンか何かで出きてるのかってぐらいに図太いよ姉さん(^▽^; っていうか愛理姉さんに見とれていた男共はなーんにも出来てません。所詮は烏合の衆ですか。そりゃプレゼントも忘れ物扱いされますって。それにしても小首をかしげる愛理姉さんは激カワユス(///▽///)
さあ、久しぶりに外へ出れたM良太郎。グダグダ言いながらも早速ハメを外そうと思ったら、いきなりイマジンの匂いが。モモは「外に出た甲斐があったなぁ!」と喜び勇んで走り出します。それもそのはず、優美と契約した
シャダム中佐──もとい、クロウイマジンが街中に流れる「ビバルディーの四季」を
「消去!」と消して回っていたのです。携帯電話だろうとスピーカーだろうと容赦無しです。そこを追いかけてクロウイマジンと対峙するM良太郎。自分の存在が有名になりつつあるのを嬉しがりながら、
「俺、参上!」。んが、前回のカニイマジン相手では不完全燃焼だったせいか、お遊びが過ぎてしまい、結局クロウイマジンを逃がしてしまう電王・ソードフォーム。欲求不満が募ります。イライラしていると、良太郎の携帯電話がピロリロピロリロと。何故かモモタロスがそのまんま電話に出ちゃいます。「もしもしッ!」「もしもし、良ちゃん?「!?(や、やっべー!) ……
そうです、良ちゃんです」と野太い声で応えるM良太郎。「なにやってんの、バレちゃうじゃん!」と文句をつける良太郎の気持ちは当然といえましょう。それでも異変に気付かない愛理姉さんもかなり強者と見た(・▽・) どうやら友也がうるさいので良太郎に戻ってきて欲しいとのこと。そうして電話を切ることで場面はスムーズにミルクディッパーへ。そしてこんな時に限って上機嫌の顔を出すオカルト三浦が一匹。やけに嬉しそうにケーキを持ってきて自転車に蹴つまづいて転んで友也のノコギリに心底ビビります。「こんな時に〜」という愛理姉さんの表情がかなり印象的です。
その頃、優美は優美で悩んでいました。あのバケモノは何だったのか、もしかして現実じゃないよね、夢よね? と。自分の望みを伝えたものの、実感があまりないというのはこれまでの契約者のほとんどと同じですね。自分で自分のほっぺたを叩いて妄想を振り払い、家を出ます。
後半、ようやくミルクディッパーに戻ってきた良太郎に、とうとうストーカー友也が
ジェラシー・ボンバー! そりゃもう大騒ぎ! パンチが出るわ! 三浦がケーキに顔突っ込むわ! 愛理姉さんの声が野太くなるわ! ……最後のはちょっと違うか。とにかく、あまりの事態に怒った愛理姉さんが箒で
ベシコーン!と友也の頭をぶん殴って、事態はとりあえずの終息を見ます。「ここはライブラリですよ! ちゃんと落ち着いて静かに話をしてください! 良ちゃんも! それぐらいでノックダウンされちゃダメでしょ!」とまぁ、後半に関しては理不尽極まりない愛理姉さんの発言。とはいえその迫力はなかなかのもので、熱くなっていた友也もそれなりに頭を冷やしたようです。天然なくせにスパルタな愛理姉さんですが、三浦はそんなところが「素敵……!」なんだそうです。その趣味はちょっとどうかと思う。もしかしなくてもMですか。モモタロスじゃないMですか。で、話し合いになったところで、実際に優美とニャンニャンしたのはウラタロスなわけですから、良太郎的にはさっぱりワケがわからないわけですよ。どうしようもないので、しどろもどろと話していると、ミルクディッパーにジェラシー・ボンバーの第二の犠牲者が現れました。ムカツキ尾崎です。くっさい台詞を吐きながら「人や物が急に消滅するんですけど、それにはなにかの音が関係していることをこの尾崎正義がつきとめたのです!」と主張しますが、完璧なまでに愛理姉さんにはシカトされてます。愛理姉さん、ほんっとーに興味がないんでしょうね、尾崎に。ここまでくると可哀想なレベルですが(´Д⊂) それでまぁ、そんな話を聞いたら良太郎としてはバットイマジンを思い出すわけで。とすると、今回もきっとイマジンが関係しているに違いないと思うわけで。実際にスピーカーを壊すクロウイマジンを見ていたわけですから。しかしまぁ、ここで再び
ジェラシー・ボンバー! あんまりにもムカツキ尾崎の笑い声がむかついたんでしょう、友也再び大暴れです。ってか柱斬るな柱斬るなー!?(゜Д゜; 「優美を連れてこい! 決着をつけてやる! 優美をつれてこーい!」と腹に巻いたダイナマイトまで見せつけるもんですから、もう大変! 良太郎は慌てて優美を呼びに行きます。しかしその頃、優美はクロウイマジンと運悪く遭遇していました。これによって優美は、怪物が夢じゃなかったのだと知ります。恐くなって逃げ出す優美。ちょうどそこに良太郎も現れて、自然とおいかけっこになります。が、それを遮るように再び登場するクロウイマジン。その姿を見て、良太郎はイマジンの契約者が優美だったと悟ります。こりゃほっとくわけにはいかない! 変身だ! 俺、参上! 俺の欲求不満はクライマックスだぜー! ってなもんですよ。しかし、空を飛ぶ相手は予想以上に厄介で、珍しく苦戦するソードフォーム。全く攻撃が当たりません。これじゃ欲求不満はさらに溜まる一方です。上へ下へ翻弄され続けるソードフォーム。そしてついに敵の姿を見失い、上空からクロウイマジンの強力な攻撃が──! という際どいシーンで次回へ続くぅぅぅ!!
●ストーリー考察
・愛理は客から受け取ったプレゼントのほとんどを「忘れ物」として扱っている。天然なのか、それとも腹黒いのか……
・愛理の天然に強引なところは昔から。別に弟の運の悪さがひどすぎて壊れたわけではない。
・幸運の星≠ノ思いをはせる愛理。天体にかなりの執着を見せているのと、OPを見た限りではデンライナーに関係することは確実なので、それらを交えた騒動がこの先起こる可能性が大。
・今回はモモやウラ、ハナ以外にもデンライナーに乗客がたくさん。前回は一人もいなかったが、今回はちょっと忙しい時期なのか。他の乗客が一体どういう存在なのかがいまいちよくわからないが、時を超えるだけにそれぞれ特別な人間と思われる。
・唐辛子コーヒーで爆睡するモモタロス。イマジンの生態は謎に包まれている。
・ハート型の風船を持って騒ぐギャル達。ハートが乱舞するという漫画的表現を模したものだろう。また彼女たちだけでなく、今回は全体的にえらくコミカルな演出が多い。青ざめる三浦、怒る友也に青くなる良太郎、殴られる際にスローモーションになるなど。
・OPの終盤、踊るイマジンにウラタロスが追加。この調子でキンタロス・リュウタロスも増えていって、最終的にはみんなで踊ると思われ。ってか愉快な奴らですなぁ。ちなみにウラタロスはセンスをもってジュリアナっぽく踊っています。
・番組の提供をお知らせするシーンで、なにやらサービスカットが。ハナが大口開けるなんて滅多に見られないレアシーンです。
・花を握りつぶす友也。この花は、仲直りの証として優美に渡そうと思って持ってきていたのだろう。が、仲直りしようと思ってやって来たのに、男が出てきたので友也は嫉妬の炎に身を焦がすことになったのだ。
・突然、優美の周囲に流れ出すメロディー。これはどこかから流れてきているのではなく、優美の脳内に流れているのだと思われる。
・やはり良太郎と出会った後、イマジンに取り憑かれる優美。特異点にはイマジンを呼ぶ素質があるのだろうか? とすれば、もしかするとイマジンが2007年より過去へ行けないのは特異点の存在が理由なのかもしれない。そして、人間の願いを叶えることでのみ、さらに過去へ飛ぶことが可能である、と。確かに「特異点=電王」である良太郎と、相棒のハナに感知されないままイマジンが契約を完了させて過去へ飛んだ場合、色んな意味で手遅れになってしまう。契約者はすぐに見つからないだろうし、街は過去から壊されていくし、下手をすれば「過去の良太郎(特異点)=電王」が殺されてしまい、完全に歴史が変わってしまう。ましてや時間が経ちすぎると、契約者も死んでしまうため、チケットに過去の情報が読み込めなくなる。つまり、今まで気付かなかったが良太郎とハナのデンライナー側はつねにギリギリのラインに立たされているのだ。一匹でもイマジンを過去へ取り逃したら、それでおしまい──全体の明るい空気に誤魔化されているが、実際にはそんな危険すぎる状況にあるのである。
・「特異点」の存在が仮に「イマジンを惹きつけるもの、そしてその行動を阻害するもの」とするのであれば、第一話のバットイマジンが「潰すしかないな」と言ったのも納得がいく。彼らにとって「特異点」は、さらに過去へ遡るのに邪魔な壁でしかないのだから。とはいえ、そうなると「特異点」は「イマジンの障害」と認識されており、真っ先に狙われるはずなので、第六話での「特異点に取り憑くのはある意味安全」という発言と矛盾してしまう。なので、次のように考えてみる。
イマジンとしては出来れば「特異点」を消してしまいたい。しかし、肝心の「特異点」がどこにいるのかがわからない。また、その「特異点」は電王に変身する強力な戦士であり、戦うのは厄介だ。ならばこっそり別の人間と契約し、密かにさらなる過去へ遡れば楽に歴史を変えられるだろう──という感じでどうだろうか。
いや、むしろ、イマジン同士の間でも情報のやりとりがあり、モモタロスのことが「特異点に取り憑いたバカ」と有名になっていたり、ウラタロスが「ああ、彼、特異点でしょう?」と良太郎のことを知っていたりするので、どちらかと言えば「電王は厄介だから相手にしない方向で」という感じだろうか。こう考えれば「特異点に取り憑くのはある意味安全」=つまり誰も電王を狙わないから、となり納得がいく。
しかしまぁ、イマジンの中にもモモやウラのように変わり種は多いので、いつか「特異点を倒してやる!」と勢い込んで登場するイマジンもあるだろう。きっと。
・デンライナーに落ちていた新聞には「長野オリンピック」の文字が。つまり、乗客の中には1998年に行って帰ってきた乗客、あるいは1998年から別の時代へ旅行している乗客がいるということだ。芸が細かい。
・オーナーには最終手段「乗車拒否」の権利というのが存在する。いくらパスやチケットを持っていようとも、マナー・ルールを守らない者は客などではなく、その場合は遠慮無く排除する──ということだろう。デンライナーを追い出された場合の末路は前回も言っていたとおり、時の砂の中を永遠に彷徨うこと。
・旗を倒さずに食事を完了させるのは、スポーツ。……スポーツだったのか……!
・オーナーの文句にふくれるナオミ。自分の出した食事やコーヒーにケチをつけられるのは嫌いらしい。というか、根拠のない自信を持っているっぽい。
・というか全体的にナオミの行動がコミカル。
・クロウイマジンが「ビバルディーの四季」を消してまわっているのは、優美が「結婚するはずだった人を忘れたい」と願ったため。思い出の曲と思われる。
・クロウイマジンは魔法の杖を持っている。神隠しされた人間は死んでいる可能性もあるが、消去方法は魔法によるものと思われるので、あるいは生きている可能性も。まぁスピーカーが完全に破壊されているのでかなり低い確率だと思うが。──と思ったら公式サイトに「神隠しして喰らってしまう」とあったので、みんな食べられちゃってます。合掌。
・イマジンの匂いを感じるのはモモタロスのみ。前回「匂うぜ」と言ったときは良太郎は眠っていたが、今回は意識がある状態でモモタロスに「どうしたの?」と聞いているので、良太郎には匂いはわからないようだ。なので、正確には嗅覚と言うより、モモタロスの卓越した直感によるものなのかもしれない。
・「貴様、電王か?」と確認するクロウイマジン。前回のウラタロスが特異点を知っていたことといい、イマジンの情報網は早い。だが、その情報伝達がいかなる方法によるものかは謎である。
・友也に恐れを成して逃げ帰った連中の手荷物を、電話しながらてきぱきと忘れ物コーナーへ置く愛理。あからさまにプレゼントに見えるのだが……鬼である。
・三浦の登場にしかめっ面の愛理。嫌な客が来た、というわけではなく、またややこしいことになりそう、というのが頭痛の種になったと思われる。
・イライラとライターをいじる友也。なにかしら思い出の品なのか。それとも、単にダイナマイトの点火用か。
・「私がスーパーカウンセリングの見地から……」と口を挟む三浦。つまり良太郎には悪霊が憑いているんです、と言いたかったのかもしれないが、あっさり友也の迫力に負けてしまった。哀れ。
・「お前も意識を持て。しっかりと望みに繋がっていろ」とクロウイマジン。契約者の強い思いこそが過去へ繋がる一縷の道なので、曖昧なままだとイマジンも困るのだろう。どうやらイマジンとの契約は、たとえそれがどんなに不条理な形でも「契約が果たされた」と両者が意識することによって完了するようだ。
・前回、特異点のことについて聞きそびれていた良太郎に「落ち着いたら詳しく話をする」と言っていたハナ。しかし今回もその話はなし。説明はすでになされているのか、それともうやむやになってしまったのか。