人の価値観は千差万別で、それぞれに正義と悪の基準があり、それらをして優劣をはかることは出来ない。


嫌な言葉です。
こんなことだから世の中ややこしいのです。
いや、別に「こんなことだからアレソレが悪い!」っていうんじゃないんです。
上記の通り、突き詰めれば物事の善悪というモノは消滅してしまいます。
でも、善悪とは、時間と合わせて、人間の創り出した概念の中でもひときわ強烈な物ですから。
好き嫌いって言うのはどうしようもない、と。
ま、嫌んなるぐらいややこしいこの世界ですけど、生まれついてしまったからにはそのように生きていくしかないわけですね。


ちなみに、善悪がはっきりしていたら、世の中わかりやすいでしょうねー。
まさに完璧。理想の社会。
でも、その中には、冒険も奇跡も感動もありはしないのでしょうねぇ。
悪役のいないヒーローは、ただの凡人です。


閑話休題。
拙作『HEAVEN’S BETRAYER』を読了していただき、まことにありがとうございます。
現時点では、この作品は「record.V ジ・ゴッズアイ」にて完了しております。
なんとも、伏線はりっぱなしな、中途半端な展開で申し訳ありません。
とはいえ、大体のことはわかってしまわれたのではないかな、と。
ジュドの過去、雪音の過去は、きっと想像がつかれると思います。ウオッカはちと微妙ですが。(ちなみにウオッカであって、ウォッカではないことにご注意を。お酒じゃないのです、実は)


我ながら、今回は自分の好きなモノをベタベタとそそぎ込んでしまいました。
ヴァリアブルリヴェンジャーなんか、その粋ですね。
ずーっと前から暖めていたロボット物の設定を流用してしまいました。
作中に出てきた歴史上の人物は、別の作品で実際に生きております。
いつかその作品も陽にあてることが出来れば良いのですが。


今回のテーマは、作品紹介にも書きましたが、
『とにかく、おもしろいもの! とにかく、カッコイイもの! とにかく、娯楽小説!』
ということでして。
三話とも、一応は伏線をはって連作としましたが、気分的にはそれぞれ読み切りでした。
というよりも、実は最初は異なる短編三つと思っていたのですが、微妙なところで繋げれば、よりおもしろいかと考えました。
ですので、これからも機会があれば、メノウ、ジュド、雪音、ウオッカの四人が宇宙を駆け回る(?)短編を書いてみたいなー、とか、朧気に考えていたりします。
ちなみに、皆さんはどの登場人物が好きですか?
よかったら聞かせて下さい。

この作品に対する感想・ご意見などありましたら
是非こちらまでお願いします


仙戯













戻る