●あとがき



 心は男、身体は女。
 どうも、そんな設定が大好きな作者の仙戯です。

 この度は拙作「THE SAMURAI CRYIN」を読了いただき、まことにありがとうございます。

 某漫画がありまして、水を被ると女の身体に、お湯を被ると男の身体になる少年が主人公なのですが、仙戯はこの設定が昔から大好きでして。
 何と言いますか、中身は男なのに身体が女の子っていう、その激しいギャップといいますか、背徳感(?)がもの凄く「萌え」といいますか。
 いや正味趣味全開ですみません本当に。
 でもってさらに某所で「ムスカデレ」という単語を聞いて(「ツンデレ」とは似て非なるものです)、これまた仙戯のレーダーが思いっきり反応してですね。
 出来上がったのがこの作品です。

 嘘です。
 いや上記のような理由もありますが、本当のテーマは「心の強さ」「性別を超えた愛情」というものです。
 これまでの鷹晃やマルグリットを見ていただけているのなら、仙戯なりの一つの回答を皆様が受け取っておられることと思います。
 もちろん答えは人それぞれ。しかもいくつもあって然るべきですから、押しつける気など毛頭ありません。
 ただまぁ「こういう意見もあるのだな」と参考程度に受け取っていただければ幸いです。

 今回はかなりプロットを練って書いてみました。
 本当は「ガイスト・メルゼクス事変」のあたりを書こうと思って筆を執ったのですが、プロットを練っている内にスケールが大きくなりすぎてしまって、しかも上記の「女だけど男」「ムスカデレ」を練り込もうとしたので、結果として「ガイスト・メルゼクス事変のその後」になってしまいました。
 どうもそちらの方がおもしろいんじゃないかと思ってしまって。
 振り返ってみればプロット時点で色々と失敗していたなぁ、と後悔することしきりです。
 正義のヒーローが気付いたら両性具有になってますしね。
 メルゼクスなんて名前しか出てきませんでしたしね。
 今回のお話しは「クライン」という大きな世界における鷹晃の受難の中で、断片だけ切り取ったモノ──と認識していただければ幸いです。
 彼(彼女)の受難はこれからもどんどん続いていく予定です。
 文字にする時機は未定ですが。
 メルゼクスの設定を考えていなかった、というのは秘密です(嘘です)

 それにしても、誰かを愛するとき、その心、その魂を愛せたら本当に素晴らしいですよね。
 皆さんには、地位も名誉も権力もいらないから、ずっと傍にいて欲しいという人がいますか?
 いるのでしたら、それはとても素敵なことだと思います。

 そうそう、作中に出てきた戦闘ナース服。
 「どんなモノなの?」と思われた方は是非仙戯までご一報下さい。
 「こういうのですよー」という画像をお見せできると思います。
 ああ、ここですぐに見せられないのは、他サイト様の画像だからです。無断転載になってしまうので。ご了承下さい。
 (あるいは「戦闘ナース」で検索すると出てくるかもしれません)

 はい。では、今回はこれにて。
 もし未読の方は「女サムライ」「貴族の金髪少年」「自称探偵兼正義のミーローな両性具有」「謎の生き物」「意地悪な魔女」「豪快な鬼」「黒衣の戦闘ナース」などと言った単語に「キュピーン!」と来る場合、お時間があれば是非読んでみてください。
 そんな感じの話なので。

 なお、この作品に対する感想など有りましたら、
 是非こちらまでお寄せ下さい。
 それでは


 仙戯




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